ぶどう膜外来
ぶどう膜炎とは、ぶどう膜に炎症が生じる病気です。主な症状としては、充血、かすみ目、まぶしさ、視力低下、飛蚊症などがあります。(ぶどう膜:目の中の虹彩(こうさい)、毛様体(もうようたい)、脈絡膜(みゃくらくまく)の部位の総称)
ぶどう膜炎の原因となる疾患は多岐にわたります。診断には通常の眼科検査や、炎症の部位を確認する蛍光眼底検査などを行います。ぶどう膜炎は目だけの病気にとどまらず、全身疾患と関連していることもあるため、血液検査や胸部X線・CT検査を行ったり、必要に応じて、他の診療科に原因精査を依頼することもあります。
さらに、前房水(ぜんぼうすい)や硝子体(しょうしたい)を直接採取して検査を行う場合や、診断と治療を兼ねて手術を行うこともあります。
※多くの検査を行っても、全体の約3〜4割の患者さんでは原因を特定できないことがあります。
ぶどう膜炎の原因となる疾患は多岐にわたります。診断には通常の眼科検査や、炎症の部位を確認する蛍光眼底検査などを行います。ぶどう膜炎は目だけの病気にとどまらず、全身疾患と関連していることもあるため、血液検査や胸部X線・CT検査を行ったり、必要に応じて、他の診療科に原因精査を依頼することもあります。
さらに、前房水(ぜんぼうすい)や硝子体(しょうしたい)を直接採取して検査を行う場合や、診断と治療を兼ねて手術を行うこともあります。
※多くの検査を行っても、全体の約3〜4割の患者さんでは原因を特定できないことがあります。
担当医師
- 神野 安季子(じんの あきこ)
診療時間のご案内
午後診療 | |
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火曜日 | 受付:13時30分~15時30分 診察:14時00分~16時00分 ※緊急時はご相談ください。 |
治療について
ぶどう膜炎の治療は原因によって異なります。
感染が原因であれば、抗菌薬や抗ウイルス薬など、病原微生物に対する治療を行います。
感染性でない場合には、免疫の働きを抑えて炎症をコントロールする治療を行います。まずステロイドの点眼薬を使用し、炎症の程度に応じて、ステロイドの局所注射や内服・点滴による全身投与を行うことがあります。ステロイドのみでは炎症が抑えきれない場合は、免疫抑制剤や、最近では生物学的製剤も使用されます。
ぶどう膜炎の治療法は、患者さんごとに異なります。また、ぶどう膜炎の病状によっては、手術が必要となることもあります。すべての治療法は副作用を生じる危険性があるため、症状や病態に合わせて慎重に治療法を選択します。
感染が原因であれば、抗菌薬や抗ウイルス薬など、病原微生物に対する治療を行います。
感染性でない場合には、免疫の働きを抑えて炎症をコントロールする治療を行います。まずステロイドの点眼薬を使用し、炎症の程度に応じて、ステロイドの局所注射や内服・点滴による全身投与を行うことがあります。ステロイドのみでは炎症が抑えきれない場合は、免疫抑制剤や、最近では生物学的製剤も使用されます。
ぶどう膜炎の治療法は、患者さんごとに異なります。また、ぶどう膜炎の病状によっては、手術が必要となることもあります。すべての治療法は副作用を生じる危険性があるため、症状や病態に合わせて慎重に治療法を選択します。
予後について
ぶどう膜炎は慢性の経過をたどる場合が多く、完治することは難しい病気です。炎症による眼の合併症(白内障、緑内障、網膜・視神経の萎縮など)により重篤な視力障害が生じることもあります。そのため眼の症状や炎症の状態を確認するために眼科への定期的な受診が重要となります。
当院での対応
【専門的な診断と、多診療科連携による治療体制】
全身疾患に関連するぶどう膜炎や重症例、また、ステロイド以外の免疫抑制剤や生物学的製剤による治療が必要な場合には、以下の連携先総合病院をご紹介しています。
全身疾患に関連するぶどう膜炎や重症例、また、ステロイド以外の免疫抑制剤や生物学的製剤による治療が必要な場合には、以下の連携先総合病院をご紹介しています。
- 愛知医科大学病院
- 名古屋大学医学部附属病院
- 名古屋医療センター など