タンザニア眼科医療支援活動2019 Part2

【報告者】眼科三宅病院 看護師 村上佑里

【活動2日目】

翌日からはいよいよ手術です。患者さんはほとんど英語が話せないため、現地の医学生や横江さん(タンザニア日本大使館勤務の日本人看護師)にスワヒリ語での通訳をお願いしながら進んでいきました。
私は、知多小嶋記念病院の看護師である高橋さんと手分けをして、交代で手術の助手を行いました。手術器具やナイフは日本から持ち込んだものを使用したので、普段と変わらない道具で安心して臨むことができました。

浅見先生の助手は日頃から行っているので慣れてはいましたが、タンザニアでの助手は普段とは違う緊張感がありました。先生はいつも通り非常に落ち着いて貫禄がありました。


浅見副院長の手術の助手につく私

徳島市の藤田眼科の中茎敏明先生、大阪医科大学の藤田恭史先生の助手は全く初めてでしたが、こちらのテンポに合わせていただきとても助かりました。国境を越えて眼を治療している先生方はとてもたくましく、また私自身もそこに携われていることを誇りに思いました。


手術翌日の診察にて
よく見えるようになったと喜ぶ患者さんと、手を取りあって喜びを分かち合う藤田先生


術翌日の回診時
患者さんと握手する中茎先生

朝から夕方過ぎまでノンストップで手術を行っていたため、この日もハードな内容でしたが、チームの方々が術野の外でテキパキと動いてくださったことで、集中して取り組むことができました。

途中横江さんに買ってきていただいた昼食を交代で頂きました。

ピラフのような…日本人の口にも合う味付けでタンドリーチキンも美味でした。

オペ室には沢山の医学生がおり、手術の最中も熱心に質問したり、真剣な表情でオペを見学する姿が印象的でした。タンザニア近郊の国から学びに来ている学生も多く、技術を習得し自国で眼科を発展させたいと考えているようです。


現地の眼科レジデントに手術の説明を行う山﨑先生


日本チームとタンザニアチームで記念撮影

【活動3日目】

この日も朝から夕方までひっきりなしに手術を行い、チーム全体に疲労感がうかがえました。全ての手術を終えた後は、在タンザニア日本大使館公邸での食事会が予定されていました。昨年までは吉田雅治氏が大使を務めていらっしゃいましたが、2018年10月より新しく後藤真一氏が着任されており、長年活動に参加しているメンバーも後藤大使とは初対面となりました。


後藤真一大使ご夫妻と、活動メンバー

公邸には大使専属の料理人がおり、天ぷらなどの美味しい日本食が振る舞われました。私もこの会を非常に楽しみにしていたのですが、現地の水に当たったのか体調を崩し、残念ながら参加できませんでした。
タンザニアの水に慣れていない日本人は、現地の水道水は飲むことができません。水道水で洗ったお皿やコップを使用するだけでも水に当たる場合もあると聞き、歯ブラシを洗うのでさえペットボトルの水を使ったりと、細心の注意を払っていたつもりでしたが。当然のように日常的に水道水を使用している日本では考えられないストレスがありました。